2009年08月20日

教育費に対する選挙公約

選挙まっただ中。
しかし、ラジオ中には外でやかましく言わないでほしい(苦)
誰の選挙カーかは知らないけど。

さて、少子化や教育費に対する各党の主張がありますね。
まず民主党の方ですが、
●子ども手当の支給。中学卒業まで月額26,000円(年312,000円)
●公立高校の無償化。私立高校生には、年12~24万円の助成。
●大学生などで、奨学金を希望する全員をOKにする。
●空き教室を利用して、保育所を増やす

などでしょうか。

対して自民党は、
●3~5歳児の保育所無料化。
●高校・大学生で低所得者層に対する授業料無償化
●新たな給付型奨学金制度の創設

かな。


民主党の言う子ども手当は、本当に実現するのであればありがたい。
しかし本当に子供の教育のために使われますか?
親が遊興費に使ったりしないって100%言えますか?

奨学金も、利息がつかないものもあるとはいえ、将来返済しなければならない。
社会に出た途端、負債返済からのスタートになる。
本当に優秀な生徒・やる気のある生徒には、給付型にはできないか?

保育所の待機児童解消はもちろん、保育料が高いのも事実。
なんとか保育料を安くできないか。
働きながら子育てできる社会にしようじゃないか。

同じお金を使うのであれば、
校庭の芝生化とか、図書館の本の充実とか、パソコン等IT機器の導入とか、
学校の活性化のための外部講師に対する講師料とか、施設の充実とか、
いろいろと子供の教育のためにお金を使う方がいいのではないか、って思います。
各家庭に個別に配るよりは。

また、奨学金も
本当に大学へ行ってしっかり勉強する意欲のある人だけにしませんか。
とりあえず進学って人は、本当に奨学金を借りてまで進学すべきなんでしょうか。
昔のように、その地域の将来を担う人材となれる人で必要としている人だけに奨学金を給付型で与えるとか。
地方自治体では、そういうのもアリじゃないでしょうか。

バラマキ型は、定額給付金だけでいいです。
そんな政策は。

選挙に向けて、いろいろと議論しあうことはいいですね。

アメリカの大統領選挙のように、各選挙区で候補者がみんなの前で、公開討論会をしてくれることを望みますね。
そうすれば、HPや演説でどんなに立派なことを話していても、ライブであればその人自身がはっきりわかると思いますし。



Posted by たまちゃん at 10:26│Comments(2)
この記事へのコメント
たまちゃんさん
こんばんは。
いいお話が聞け(読め)ました。
たみ家自身は、いろいろ考えるんですが、うどん屋やってるとどうしても視野が狭くなったり情報が偏るので、整理した考えに触れられて嬉しいです。
Posted by たみ家たみ家 at 2009年08月20日 22:26
たみ家さんへ

子供が3人いますので、どうしても教育には関心が高くなります(笑)

いつもたみ家さんのブログは読んでいますが、関心の高さと豊富な知識量、そして分析力には圧倒されています。
一度、うどんもたこ焼きも食べに行きますね。
Posted by たまちゃん at 2009年08月21日 03:42
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教育費に対する選挙公約
    コメント(2)