2009年12月28日

移行事例 9

今回のケースは、中退共をいったん解約して、分配金は会社が預かるというケースです。

<会社概要>
製造業   正社員:約50人
平均年齢:約40歳   平均勤続年数:約10年
○企業規模からみて実施が容易であり、分かりやすい制度を選択


<制度改定の目的>
○予測可能なコスト負担による安定的で持続可能な退職給付制度の構築
○分かりやすい制度への改定


<移行パターン>
   旧制度                        新制度
適格退職年金           →移行    中小企業退職金共済(中退共)・・・再加入
中小企業退職金共済(中退共) × 解約


<特徴的な点>
○過去に中小企業退職金共済(中退共)に加入していたため、移換を目的とした解約及び再加入


<選択理由>
○将来のコスト負担の把握が容易
○従業員の運用負担が不要
○国の制度という安心感


<制度改定後の状況>
○制度内容が変化しても、会社への信頼感から従業員に変化はない


中退共は、従業員の同意を得やすい制度と言えます。




Posted by たまちゃん at 09:29│Comments(0)
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