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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年08月25日

社会保険労務士の試験

社会保険労務士の試験は、年に一度です。
いつも、暑い夏の盛りにあります。
今年は、8月23日(日)でした。

社労士(社会保険労務士)の試験は、午前と午後に分かれます。
午前の試験は、「選択式」です。
80分の試験です。

午後の試験は、「択一式」です。
5問中正解をひとつ選びます。
この試験が長くて、70問あり、時間は3時間30分の長丁場なのです。
こんなに試験時間が長い試験は、他の資格では僕は知りません。

司法試験も税理士試験も、確か2時間で1科目。
行政書士試験やCFP試験も同じぐらいです。

この3時間30分という、長丁場の試験に耐えれるのか、という問題は、けっこう大きいです。


社労士試験の試験科目は、大きく見て8科目。
・労働基準法、労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法
・雇用保険法
・労働保険の保険料の徴収等に関する法律
・健康保険法
・厚生年金保険法
・国民年金法
・労務管理その他の労働に関する一般常識
・社会保険に関する一般常識

ただし、後半の「一般常識」がくせもので、派遣法や育児介護休業法、最近の社会情勢や、年金制度など
予測がしづらい問題となっております。

しかも、「選択式」「択一式」とも足切りがあり、それぞれだいたい40%以上の正解は必要です。
だから、苦手科目や捨て問を作れません。

受験料は、9000円。
結構するでしょ。
そう考えると、是が非でも一発合格したいところ。
でも欠席者も20%ぐらいいます。
(もったいない)

試験会場は、四国では、高松だけ。
つまり愛媛や徳島や高知の人は、前日にホテル泊まり込みで受験しに来るってパターンですね。
逆にいえば、香川の人は少し有利でしょうか。

最後に、合格率。
大体4~8%ぐらいでしょうか。
年によってばらつきがあります。

難易度は、僕の受けた感じでは、税理士と行政書士・CFPの間ぐらいでしょうか。
(他の資格試験は受けていないので、よく分かりません)


まあ、この暑い中、選挙カーが賑やかな中、試験は行われたわけです。
みなさま、ご苦労様でした。

僕も、この秋は、久しぶりに試験にトライします。
「特定社会保険労務士」です。
  


Posted by たまちゃん at 17:57Comments(0)

2009年08月25日

雇用問題について

今日は、雇用について書いてみようと思います。

10年ぐらい前までは、「終身雇用・年功序列」が当たり前のライフプランでした。
だから、「いい大学に入って、いい会社に入って、定年まできちんと勤めあげたら、退職金をもらって老後を過ごせる。だから、しっかり勉強しろ」って言われていましたよね。

しかし、バブル崩壊以後、日本社会は変わりました。

まず、右肩上がりの経済ではありません。
停滞、いや下がってきているのでは・・・って思います。

そして倒産する大企業が出てきました。
銀行はじめ、経営統合や外資系企業の買収も日常です。
そんな中、会社からの賃金アップはなかなか望めなくなってきています。
ボーナスだって出るのか・・・
退職金は?

で、就職難の時代になってきました。
正社員で就職することすら、難しい時代。
契約社員・派遣社員・期間工・パート・アルバイトなど、非正規雇用が増えてきました。
だって会社も正社員で雇えるほど、余裕がないのです。

高度経済成長の頃は、会社の利益にあまり貢献できない社員でも、会社は面倒を見てくれていました。
まだまだ会社にも余裕はあったんです。
正社員で雇ってくれて、ボーナスも退職金もあって、給料も年々アップして、終身雇用で・・・

こんな時代は、もうないでしょう。
いや、こんな時代が珍しいのではないかと思います。
諸外国は不安定でしょ。
日本だって、江戸時代や明治・大正時代は、不安定だったでしょ。

安定した生活は、誰もが望むこと。
でも、社会も安定、会社も安定なんて、稀な時代です。

自分の人生は自分で切り開いていくしかありません。
「国がなんとかしてくれる。会社が何とかしてくれる」なんて思っていると痛い目にあいますよ。

自分でしっかり勉強して、スキルアップを図ることが大事です。
もちろんコミュニケーション能力も高め、「この人だったら、うちの会社に雇いたい」と思えるような人にならないとダメです。

なんだかんだ言っても、採用するのか、雇用契約を結ぶのかは、会社が決めること。
選ばれなければ、仕方ないですから。
その代わり、自分も選ばれるぐらいの能力をしっかり身につけていれば引く手あまたです。
だって、少子化の日本ですから。
労働力人口は、外国人が入ってこない限り、間違いなく減っていきます。
有能な人材は、どこの会社でも欲しがりますから。

常にスキルアップできる人。
これがキーワード。

終身雇用・年功序列が崩壊したら、ライフプランも変わらざるを得ません。
30年ローンを組んで、新築住宅が買えますか?
テレビゲームや、携帯電話ばかりにお金をつぎこめますか?
考えなきゃいけないですよね。

安定した雇用がありえない。
というのが前提となれば、どのようにしていかなきゃいけないのか。
国や会社をあてにするのではなく、自分自身がしっかりしていかなければならないのは、明白ですね。
  


Posted by たまちゃん at 09:06Comments(2)