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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年09月14日

確定拠出年金 1

土・日は、基本的に事務所が休みなので、このブログも休みです(笑)

さて、今日から確定拠出年金(DC)です。
先日までの確定給付企業年金(DB)と同じく、退職金制度の財源のお話です。

●確定拠出年金(DC)制度は、公的年金を補完するための積立方式の税制優遇制度となっています。
●企業もしくは従業員自身が掛金を負担し、自らの口座で運用しながら老後資金を形成していきます。
●離職・転職・再就職するたびに、個人口座を持ち運べる(ポータビリティ)ところに特徴があります。

従来の適格退職年金(適年)や確定給付企業年金(DB)と違うところは、従業員自らが運用して責任を負うところです。
つまり、運用がうまくいかなかったら会社が掛けてくれた掛金より下回る退職金しかもらえなくなる。
逆に、運用がいい具合にいけば掛金以上の、会社が運用する以上の退職金になるかもしれません。

加入時:掛金は全額損金算入できます。(限度額はあります)→所得税または法人税の節税になる
    加入者(従業員)が自ら運用します。
    個人勘定に基づきます→みんなひとくくり、早い者勝ちではない
3年後:3年以上勤めていれば、全額受給権が与えられます
離転職時:離職・転職の場合、個人の資産を移管できます(ポータビリティ)
60歳時:将来もらう給付額は、運用成果により変動します
     60歳から受給可能です。(60歳まで、途中で引き出しはできません
受給期間中:年金で受け取る → 公的年金等控除
      一時金で受け取る → 退職所得控除

確定拠出年金(DC)は、アメリカの401k制度と似ているという触れ込みでした。
アメリカの経済は、401kで回復したように、バブル崩壊で不況にあえぐ日本でも同様の効果が期待されました。
しかし、2002年から今現在に至るまで、思ったほどではないようです。

確定拠出年金(DB)も上手に使えば、いい感じになるような気がします。


つづく  


Posted by たまちゃん at 13:14Comments(0)