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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年09月16日

確定拠出年金 3

全国47都道府県のうち、24都道府県からこのブログを見てきてくれています。
1週間しかたっていないのに、日本の半分からアクセス(驚き)
すごいですね。

さて

確定拠出年金(企業型)の制度には、資産管理機関と運営管理機関が出てきます。

企業は資産管理機関に掛金を拠出します。
 また、必要な投資教育を行います。
運営管理機関は、商品の選定提供・資産残高の通知・給付の裁定など、管理会社としての役割を担います。
資産管理機関は掛金を管理保全して、従業員から給付の請求があった時には給付の支払いを行います。
 

<拠出時>
企業が拠出した掛金は、資産管理機関で管理・運用されます。


<運用時>
運営管理機関は3つ以上の金融商品(預貯金・保険・投資信託・債券など)を加入者(従業員)に提示します。(うちひとつは必ず元本保証のものを入れる)
加入者(従業員)は、自己責任で運用の指図をします。
運営管理機関は、運用指図を取りまとめて、資産管理機関に通知します。


<給付時>
加入者(従業員)が受給権を取得した時(60歳になったなど)には、運営管理機関に給付請求を行います。
運営管理機関は、受給権者(従業員)の資格を確認して、資産管理機関に支払いの指図を行います。
資産管理機関が、受給権者(従業員)へ給付を行います。


確定拠出年金(DC)は、加入者(従業員)が自己責任において、掛金を運用し、将来の給付(退職金)に結びつけます。
しかし、投資運用ってあまり経験がないですよね。
そのために、確定拠出年金(DC)を導入した企業には、加入者(従業員)にきちんとした投資教育を受けさせなければなりません。

「投資は難しい」・「わからない」・「元本が減るのが嫌だ」などいろんな意見があり、確定拠出年金(DC)を導入した企業でも、ほとんどの加入者(従業員)が、元本保証のある定期預金や、生命保険にしているのが現状のようです。
しかし、ローリスクローリターンで、思ったような運用はできていないでしょう。

かといって、昨年のようなリーマンショックで元本割れしてしまった加入者(従業員)もいます。

投資運用とどのように向き合っていくかが、確定拠出年金(DC)導入のカギとなりそうです。



つづく  


Posted by たまちゃん at 08:56Comments(0)