2009年10月01日
事例 中小企業の特典を徹底的に活用 1
今日から、事例の二つ目です。
中小企業に与えられている特典を、徹底的に活用しましょうってことで・・・
製造業:従業員数100名:いわゆるオーナー系の会社です。
<現行制度>
●退職金制度は、勤続年数別の定額制です。
従業員の会社貢献は加味されず、長く勤めたらその分退職金額は上がります。
だいたい、1000万円ぐらいがモデルケースです
●自己都合退職の場合は、減額幅が大きい
●適格退職年金(適年)に100%です。
<会社の要望>
●退職金額の算定方式を、会社貢献型にしたい
会社の貢献度に応じて、退職金を変えたい
●会社も、従業員も退職金の財源の運用はしたくない
●低い退職金水準を補いたい
です。
このように変えていきました。
<新制度>
●退職金制度を累計給与比例方式に。
●資金準備は、適年から中退共+引当金
●個人型の確定拠出年金(DC)の手数料を会社が補助します。
適格退職年金(適年)の移行に関しては、まず中小企業退職金共済(中退共)にします
中退共は中小企業しか加入できないので、特典ですよね。
掛金を、従業員の給与ランク別にして、退職金水準の600万円分を確保します。
この会社は退職金は、一時金で支払われます。
残りの400万円については、引当金を計上して、隠れ債務を防止。
会社の一時金で賄います。
低い退職金水準については、従業員の給与から個人型の確定拠出年金(DC)に加入してもらいます。
ただし、任意加入です。
中退共を選択しているからこそ、個人型の確定拠出年金(DC)の採用が可能になります。
手数料は会社負担で、従業員の自立を促し、バックアップもしていきます。
このDCで、退職金のプラス分としてもらいます。
これについては、明日、もう少し詳しく説明します。
つづく
中小企業に与えられている特典を、徹底的に活用しましょうってことで・・・
製造業:従業員数100名:いわゆるオーナー系の会社です。
<現行制度>
●退職金制度は、勤続年数別の定額制です。
従業員の会社貢献は加味されず、長く勤めたらその分退職金額は上がります。
だいたい、1000万円ぐらいがモデルケースです
●自己都合退職の場合は、減額幅が大きい
●適格退職年金(適年)に100%です。
<会社の要望>
●退職金額の算定方式を、会社貢献型にしたい
会社の貢献度に応じて、退職金を変えたい
●会社も、従業員も退職金の財源の運用はしたくない
●低い退職金水準を補いたい
です。
このように変えていきました。
<新制度>
●退職金制度を累計給与比例方式に。
●資金準備は、適年から中退共+引当金
●個人型の確定拠出年金(DC)の手数料を会社が補助します。
適格退職年金(適年)の移行に関しては、まず中小企業退職金共済(中退共)にします
中退共は中小企業しか加入できないので、特典ですよね。
掛金を、従業員の給与ランク別にして、退職金水準の600万円分を確保します。
この会社は退職金は、一時金で支払われます。
残りの400万円については、引当金を計上して、隠れ債務を防止。
会社の一時金で賄います。
低い退職金水準については、従業員の給与から個人型の確定拠出年金(DC)に加入してもらいます。
ただし、任意加入です。
中退共を選択しているからこそ、個人型の確定拠出年金(DC)の採用が可能になります。
手数料は会社負担で、従業員の自立を促し、バックアップもしていきます。
このDCで、退職金のプラス分としてもらいます。
これについては、明日、もう少し詳しく説明します。
つづく
Posted by たまちゃん at
10:25
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