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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年10月13日

退職給付制度の基礎 序

今日から、新シリーズです。
「まずは知っておきたい退職給付制度の基礎」


そもそも退職給付制度は、従業員が退職する時に、企業側から何らかの支払いを従業員に行うためのものなんですね。
そして制度として、退職一時金制度とか企業年金制度などを総称しています。

企業(事業主)は、従業員が就職してきて退職するまでの在職期間に、資金を拠出(支払う)することによって退職給付資産をプールしていきます。
(この期間は、資金準備期間です)
そして従業員が退職したのち、一時金もしくは年金で支給していきます。
(この期間は、給付期間になります)


つまり企業は従業員を採用し、その従業員が退職するまでの間、退職給付のための資金を準備して、従業員が退職したら、その資金を従業員に支払うわけです。


ここまではOKですよね。

ちなみにどんな会社でも退職金制度があるわけではありません。
「うちの会社は退職金は出ないよ」って会社は、あります。
(小規模の会社など)
自分が勤めている会社で退職金が支給されるかどうかは、自分の勤めている会社の就業規則を見てみましょう。



この退職給付制度には問題点が4つ出てきます。
1.支払いのための資金をどうするか
2.社内か社外か
3.運用責任はだれにあるのか
4.どのような方法で給付するのか

これについて、今後見ていきたいと思います。


つづく  


Posted by たまちゃん at 17:57Comments(0)